佛通寺・御調八幡宮(広島県三原市)
 
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佛通寺

 佛通寺(公式ページ)は臨済宗佛通寺派大本山で日本屈指の禅道場。最盛期には山内の塔中88ヵ寺,西日本に末寺約3千ヵ寺を数えるに到り,京都南禅寺と同格に遇されたといいます。1397年建立。

 三原には新幹線(こだま)が停まります(広島空港があるのも三原市です)が,駅から佛通寺まではバスで40分(便数が少ない),タクシーで30分かかるため,相当不便です。しかし,遠いからこそ,観光客も少なく,雰囲気が維持されています。

 写真は「大方丈」(佛通寺の本堂)の玄関。達磨図がみえますね。


(下)巨蟒(きょもう)橋。佛通寺本寺の結界にあたる渓流にかかっている。




(左)経堂。巨蟒橋の外にあります。

 観音堂・五院の近くにある五百羅漢? 檀家さんがそれぞれ個性のある羅漢を奉納しているようです。新しいもののようですが,見ていてなかなか楽しめます。別の場所には,四分の一くらいしか埋まっていない,五百羅漢用のスペースがありました。

(左)鐘楼。



 この日の佛通寺はとても寒く,手水鉢には氷が張っていました。お清めの水を吐き出す龍の背中には,つららが。(下)

(左)開山堂の多宝塔。本寺の外にあり,階段(下)を延々と上っていった先にあります。少々難儀ですが,こんな山奥まで来るチャンスがないことからすれば,上らない手はありません。



 ここには電気も来ていないようです。多宝塔の隣には,国の重文である地蔵堂があります。写真にすると映えないのか,あまり紹介されませんね。国重要美術品「石造宝篋印塔」も同様。

(左)多宝塔の下に座する地蔵様。そこらにある地蔵・仁王像などがとても印象的なのです。


(下)佛通寺への参道。


 観光地化していないため,飲食できる場所は限られています。霞樵庵(かしょうあん)(→ぐるナビのページ)では精進料理が食べられますが,予約が必要で,しかも結構お値段も・・・。

御調八幡宮


 御調八幡宮は,怪僧道鏡の野心を阻んだ和気清麻呂が直諫の罪にて流されたとき,同時に流された姉,和気広虫が開いたとされ,その後,備後総鎮護の神社となったものだそうです。(→三原市による神社紹介のページ)。769年創建。


 「豊臣秀吉お手植えの桜」があったと伝えられます。朝鮮出兵の折,三原城に滞在した秀吉が武運長久を祈願するため参拝し,ここに植樹したという記録が残っているそうです。


 ここも三原駅からタクシーで20分とされていますが,実感はもっと遠い感じ。駅からタクシーで佛通寺・御調八幡宮とまわってもらって1万円といったところ。

(左)山門へ向かう。


(下)奉納された絵馬には,みどころいっぱい。鹿鳴館風?の絵馬。


 獅子頭の伎楽面(国の重要文化財)などは要予約で見学可能なのだそうです(『週刊新潮』2006年1月5・12日号208-209頁)。残念ながら事前に存在を知りませんでした。

三原のあじ


 もともと明石(兵庫県)の蛸,特に「人丸花壇」という店で,海藤花(かいとうげ=蛸の卵)を食べようと計画していたのですが,残念ながらこちらも年末のため閉店。三原の蛸も美味しいですが,いずれは明石の蛸にもチャレンジしたいと思っています。


 瀬戸内海ではどこでも蛸が美味しいのですが,なかでも三原は「タコのまち」を謳っています(→市のページ)。左は三原駅にて。

 タクシーの運転手さんに教えてもらった,たこ専門店は年末のため,お昼休業。歩き回っていてみつけたのが「かわ蝶」。有名人もよく来る店らしいです。上は「かわ蝶」のたこ膳。下は同じくあなご膳。瀬戸内海はアナゴも名産です。





★佛通寺は紅葉,御調八幡宮は桜の名所。冬はどちらもシーズンオフ。しかし,おかげでゆっくり落ち着いて楽しむことができました。


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